このあたりでは、稲を育てるのに
種籾の消毒、除草、殺虫、殺菌剤の用途で合わせて6回前後の農薬が使われます。
我が家で使う農薬は、除草剤1回のみ。
殺虫剤、殺菌剤は使いません。
(無農薬むすび米は、除草剤も使いません)
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田植え後、1週間ほどで
除草剤を散布します。
周りへの飛散が無いものを
選んで使っています。

オブラートのように
水で溶ける袋に、
粒状の除草剤が入っています。袋
のまま、田んぼに投げ入れます。
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節減対象農薬 当地比8割減
当地の一般的栽培では、20成分分の農薬使用を基準としています。
我が家は、除草剤1回に含まれる3成分のみ使用しているので、
20分の3。
約8割削減になります。
節減対象農薬の使用状況 |
使用資材名 |
用 途 |
使用回数 |
ダイムロン
ピラクロニル
メタゾスルフロン
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除草
除草
除草 |
1回
1回
1回
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農水省のガイドライン表示では、
農薬は、散布したモノの回数や商品名ではなく、
含まれている成分数を使用回数として、
また
成分名を使用資材名として記載します。
うちの場合、
除草剤1つに3つの成分が含まれているので
3回使用と記載します。
除草剤を3回散布しているわけではありません。
ちょっと、ややこしいですね。 |
同じ特別栽培米といっても、当地比5割減なら
初期殺虫剤、除草剤、殺虫剤、殺菌剤と4回使うことも出来ます。
化学肥料も使えます。
ですがうちは、あくまで有機栽培を基本に、
プラス1回の除草剤
慣行農法から農薬と化成肥料の使用量を抑える 「引き算の特別栽培」ではなく、
有機栽培プラス除草剤 の 「足し算の特別栽培」と考えています。