農家浦田

田んぼの様子


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台風9号

(9月7日)

11時 米沢付近に上陸中の情報。

    雨は降れども、今は風はありません。

    暴風域が無くなったとニュースでも言っています。

    もちとうもろこしが少し倒れた程度、田んぼは今のところ変化なし。

    ほぼ被害無く済みました。良かった。

 

(9月6日)

さてさて
 

台風9号が山形県を縦断するとの予報。

     

6日朝

風は、まだそれほど強くない。

倒れないといいな。

 

風になびく田んぼ

     
稲
 

 

台風前後に起こるフェーン現象で、
乾燥した風が吹き、
稲が乾いて力を消耗してしまうのだそう。

だから、水を張っておきましょうと県の農業情報。

雨が降るときに、水を張っておくと、
ぐんぐん伸びて、この時期は倒伏しやすい。

う〜〜ん難しいこと言うなぁ。

出穂(しゅっすい)した田んぼ

(8月15日)

出穂(もち米)
 

穂が出揃いました。

     

気持ちよく、のびのび

毎日少しずつ花が咲いていきます。

 

出穂

     
死米
 

花が咲くときに、高温障害や水不足などの理由で、実らなくなってしまうことも。

白くなっているのが不稔の米。

茶色っぽいのが、カメ虫に食害された籾。

こういう粒は、米が実って脱穀・精白したあとも、茶色い斑点が残ってしまいます。

斑点米が多いと、米の格付けが下がって値段も下がる。

それを避けるため、
8月は殺虫剤を撒くのが普通です。

(我が家は、撒いていません)

     

不稔にならないように。

虫が余りつきませんように。

 
出穂の田んぼの夕暮れ
     
稲杭
 
田

花咲く前の最後の除草

(8月13日)

ヒエ交じりの稲
 

どこが稲だか、ヒエだか・・・

何度となく、除草機を押し、
手で取っても、草の海。

野草は強く、無限に生えてくる。

     

これは、ヒエの穂。

米より先に、実をつけます。

 

ヒエ

     
刈払い機
 

畑の除草のように英明が

畝と畝の間を、肩掛けの草刈機で刈っていきます。

田んぼへ入る除草作業は、花が咲くまでの間、もしくは花が咲ききった後。

花の咲いているときに、足を踏み入れると
折角の稲の根が切れたりして、実が付かなくなってしまうので注意です

 

     

ヒエと稲が、渾然一体になってる。

この中の、ヒエだけ見定めて、

鎌で刈っていくのが私の仕事。

 
稲株とヒエ
     
イネ
 

茎が分かれる節の部分に、
グルッと薄い膜のようなものがあり
毛が生えているのがイネ。

葉耳(ようじ)といいます。

稲とヒエの見分けは、生えている場所と
手触り(ヒエの方が柔らかい)
茎の色 でサッサと判断していくのですが、

どうしてもわかりにくいものは、
葉耳を確認して刈っています。

 

幼穂

(8月1日)

田んぼ
 

緑の田んぼ。

     

稲の背丈は、品種によって違うけれども

だいたい英明の腿くらい。

 

稲

     
幼穂
 

稲を採って表皮を剥いてみると

小さなお米の赤ちゃんがちゃんと入ってる。

穂が顔を出すまで、もう数日。

朝の田んぼ

(8月1日)

朝の田んぼ
 

朝露がキラキラ

     

クモもたくさん。

 

くも

台風4号

(7月15日)

田んぼの脇の川
 

台風がやってきた。

風はなかったものの、
雨量はそれなりに多く、
川淵にある田んぼが心配で見回り

     

この程度でよかった。

川の水位が田んぼの排水孔より高くなると
稲は水没して、田んぼは大きな池になってしまいます。

今までにも数回ありました。

 

川の橋から田んぼを見る

稲と草

(7月13日)

稲
 

稲は膝丈ほど

何度 除草しても生えてくる草たち。

イネミズゾウムシにやられて
すすけてたりちじれていた稲の葉も、
少し持ち直してきました。

     

田んぼは今、こんな感じ

 

田

追肥と除草

(6月30日)

本日、ダンナと私、二人とも田んぼ作業。

田んぼ
 

除草機を2回かけました。

今日は、これから3回目。

     

まずは、追肥。

田んぼには、数回に分けて肥料を入れていきます。

 

追肥

     

追肥中

 

背負い式の散布袋に20kgずつ肥料を入れて、

水中ウォーキング。

     

田面をかき混ぜながら進むエンジン式除草機。

その名も・・・あめんぼ号

今年、3回目のあめんぼ号除草。

 
あめんぼ号
     

手取り除草

 

 

機械をかけると、雑草が大分なくなるものの、
かなり、株元などは残ってしまいます。

あとは、手作業で除草。

除草機械に巻き込まれて埋まりかけた稲たちを直しながら、草を取っていきます。

     

手作業で草を取るには、広い田んぼ。

未着手の面積を考えちゃうと、気力が萎えるので

前をあまり見ずに、手元に集中!

 

  除草の手元

補植とイネミズゾウムシ

(6月14日)

田植機が植え損ねたところや、除草機に引っかかって倒れてしまったところを補うために手植えをしています。

朝の田んぼ
  早苗の並ぶ田
     

苗はこんな風に根がしっかりと張っているので、育苗箱から抜いても、植木鉢状になっています。

これを、田んぼに植えています。

 

苗

     

 

葉のすけた苗

 

なのですが、田んぼにイネミズゾウムシが多発

折角植わっている苗も、

葉が食害されて、透けてしまっています。

     

元気が無くなって成長が遅れたり、止まったり、
ひどいとほとんど死んでしまったり。

そんな苗が1/5くらいでています。

成虫は、葉っぱを食べて、根元に卵を産みます。

生まれた幼虫は、稲の根を傷めます。

そちらが、また問題。

稲が大きくならずに縮こまっていくのです。

 
イネミズゾウムシ
     

 

イネミズ

 

ここ玉庭地区は、イネミズゾウムシが多い地域。

でも、周りの田んぼはやられていません。

皆、オンコルなどの殺虫剤を田植前に育苗箱の上からかけています。
そうすると、植えた後一ヶ月ほど効き目が残り、食害されないのだそう。

こうひどい被害を目の前にしながら、有機栽培ゆえに為す手が無い。
一つの苗に、何匹もついていると、手で取ってつぶしたりしても、何千と居るであろう小さな虫に、太刀打ちできません。
無力さを感じながらも、
とにかく、数を植えて補おうと、補植を続けています。

 

 

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