農家浦田

2006年10月8日 大風被害


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風  

10月8日、早朝から一日中

台風並みの風雨が吹き荒れました。

     

道路にまで、

いろいろなものが倒れ、飛ばされています

  道路への飛来物
     

こんな日も、枝豆の収穫・出荷は休めません。

気になるのは、稲を干している田んぼ

     

行って見ると、やはり倒れている。

朝7時現在で、 41:45

立っている杭41本。倒れた杭45本。

風は、夕方まで続いた。

最終的に倒れた杭の数は、怖くて数えられないほど。

 
倒れている田んぼ
     
バタバタ倒れる
 

写真を撮っている端から、

ゆらっと揺らめき倒れていく

     
この杭は、根元が風で折れていた。  
折れた杭
     
排水口
 

風だけでなく、雨も激しく降り続ける。

あまりの雨量に、排水口はさながら小川。

     

排水口へ、田の泥が流れ、

排水路と田面が同じぐらいの高さになってしまった。

そうすると、田の水はたまる一方。

田植が出来るほど水がたまったところに、

稲杭が倒れ、稲は水の中。

  水浸し
     
滴る水  

倒れていない稲杭も、ずぶ濡れ。

干している稲から、滴り落ちる雨滴。

     

それでも、杭の下の方の稲は、乾いたまま。

白っぽく乾いた色。

 

えらい!

 
乾いた稲
     
濡れた稲
 

濡れた稲。

吸水して、あめ色になっている。

     

まるで、蓑笠をつけた人が倒れていくよう。

  倒れている
     

枝豆収穫最盛期ながら、

緊急事態につき、田んぼへ人を割り振り修復作業。

けれど、突風の中で、思うように作業がはかどらない。

     
支柱立て  

この風では、いくら杭掛けをしても倒れてしまうので、

ハサ掛けへ変更。

稲杭を3本結んで、三脚支柱にする。

安定するようグッと埋める。

     

2つで一組の三脚に、パイプを渡して稲を掛けていく。

  ハサ掛け
     
風雨の中復旧   激しい風雨が続く中、作業を進める
     

掛けたハサごと風で倒れる。

やり直し。

 
ハサごと落ちる
     
復旧失敗
 

稲が掛かったまま、パイプを元通りに戻せるかな。

せ〜〜の! よいしょ!

あらら ほとんど落ちちゃった。

     

田んぼ2枚分、ほぼ復旧。

残る3枚。

枝豆作業上、今日はここまでで諦めざるを得ず。

  ハサ掛け遠景

翌日10月9日  枝豆出荷をキャンセルしながら、復旧完了。

 

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