農家浦田

2008年産米の様子


トップページ>2008年米作り

浦田農園販売品目
米
今年の田んぼの様子
浦田家の米づくり
  :田んぼ準備〜田植
  :稲刈り
  :脱穀
  :追加乾燥
平成18〜19年
  :種籾焼失
  :塩水選・温湯消毒
  :田んぼの様子
  :大風被害
枝豆
ひなっこたまご
もちとうもろこし
黒米
大納言小豆
黒豆
 

稲刈り (2008/9/30〜10/18)

稲刈りは、コンバイン刈りからスタート

角刈り

コンバインは、田んぼの端の角が刈りにくいので、
先にその部分だけ手刈りしておきます。

「角刈り(かどがり)」と言います。

角刈り
 

こんな具合に、
隅を四角く刈り取ります。

 

     
初めての稲刈り  

ボラバイトに来てくれていた
今年の枝豆スタッフたち。

初めての稲刈り
気合十分

     
朝もや   朝もやの中、
次々と角を刈っていきます。

コンバイン刈り

コンバインで一気に刈り取っていきます。

コンバイン刈り
 

我が家には、まだコンバインが無いので、
友人に頼んで刈ってもらっています。

     
オーガ  

刈り取られた米は、
コンバインのタンクに溜まります。

溜まったら軽トラの後ろの
入れ物にあけます。

     
ドドーッ
 

ドトーッ
と、籾が出てきた!

     
藁  

米を取り除かれた稲藁は、
切り刻まれて、
コンバインの後ろから排出されます。

こうして田の土に戻っていきます。

 

 

 

稲刈り前 (2008/9/27)

黄金色に実りました。
枝豆作業が一段落したら、いよいよ稲刈りです。

実りの田んぼ

 

出穂 (2008/8/6〜18)

黒米出穂
 

出穂しました。

はえぬき、黒米、さわのはな、もち米、コシヒカリと、
順々に穂が出てきます。

左は、黒米の穂が出てきたところです。

コシヒカリ出穂
 

コシヒカリも
穂が揃いました。

 

液肥の散布 (2008/8/7)

稲
 

特栽米のコシヒカリの田んぼ。

雑草より稲がうまく克ち、
概ね順調な生育。

散布

 

葉の色が薄い田んぼには、
最後の肥料。

即効性を期待して、
吸収しやすい液体肥料を散布します。

     
液肥の材料
 

液肥散布

     
液肥の材料は、液体魚エキス肥料と、食酢。
お酢は植物体を丈夫に体質改善します。

ねっき立て (2008/7/27〜)

田に排水溝を掘って、水を切ります。
それによって、水を求めて稲の根が下に下にと張ってゆきます。

稲刈り時の作業性を良くする意味合いもあるので、稲刈り前にも行います。

ねっき立て
 

泥の田を歩くだけでも大変。

機械を真っ直ぐ押しながら歩くのは、
見た目より、もっと重労働。

専ら男性の仕事です。

     

溝堀機

 

培土で溝を掘っていきます。

このあたりでは、この作業を
「ねっき立て」と言います。

     
後ろ
 

うまく水が切れるように考えながら、
排水溝を掘ります。

 

除草中 (2008/7/26)

機械除草が上手くいかず手取り除草をしています。
今日は、アジア諸国の農業留学生たちがホームステイに来ているので、一緒に草取り。

有機の田んぼ
 

有機の田んぼ。

田の雑草は、最初に稲と同じイネ科のヒエが生え、その後、ほかの雑草が生えてきます。

ヒエは、取り除けたものの、
後発の草がビッシリ。

除草

 

除草機械を入れても、
機械が沈んでしまって上手く取れません。

少しずつでも手で取っていきます。

今日は、ゲストと。

休憩
 

午前中は、畑の草取り。

午後は、田んぼの草取り。

仕事の合間の一服

玉庭地区の説明をしている主人。

  

追肥撒き&除草中 (2008/7/14)

肥料撒きと、機械除草&手取り除草をしています。

追肥
 

追肥撒き。
田んぼの肥料は、何回にも分けて撒きます。今は2〜3回目の肥料。

茎数を増やすための肥料を撒き終わり、今は稲穂のための肥料を撒いています。

動力噴霧機

 

動力噴霧機本体が15kg強。
入れる肥料が20kg
あわせて35kg強を背負って歩きます。

この半月で、1tぐらいの肥料を撒きました。

あめんぼ号
 

機械除草。あめんぼ号と言います。

先月の写真なので、まだ稲が小さいですね。

この機械も、見た目より取り扱いに力が要るので、父ちゃんの仕事です。

手取り除草

 

機械で取りきれない草は、手取り除草。

1時間に5列進むのがやっと。

     
クモ 田んぼのクモ

減農薬の田んぼ。稲の葉先には、一面のクモの巣。

虫を捕まえてくれています。

・・・この間の作業、UPしそびれてしまいました<(_ _)>

 

温湯消毒 (3月25日)

イネの種籾についているかもしれない病原菌を、お湯で殺菌します。

あまり高い温度だと、種が発芽しなくなってしまい、逆に低すぎては効果がありません。

60度のお湯に、7分間。きっちり計って漬けます。

私はあいにく急用があり、主人に任せました。

>>温湯消毒の様子はこちら(2007年の様子です)

 

のげ取り(3月21日)

イネの種籾(たねもみ)は、 自分で 育てた稲から種を取る自家採種のものと
購入するものとがあります。

自家採種のメリットは 種自体の素性が分かっているということと、
育った土地の風土や栽培法にあった性質に変化していく点です。

ただ、性質が変化しすぎては、純粋な品種の特性では なくなります。

そこで、数年おきに、市販の種を買うようにしています。


のげ  

自家採種した籾は、芒(のげ)が付いたままのモミが、
混ざってています。

一番右、籾の先に伸びている細い軸のようなものが
芒(のげ)

     
種籾は、播種機を使って苗箱に播いていくのですが、芒(のげ)があると、上手く均一に播けません。
そこで、種籾の のげ を取るのが、米づくりの最初の作業です。
     
脱芒機
 

脱芒機(年に一度、近所から借りてきます(^0^))
精度のあらい精米機のようなものです。

上から種籾を入れて、
下から出来上がりが出てきます。

     
脱芒機
 

微妙な調整をしないと、
うまく芒が取れなかったり、
強すぎて籾が剥けて玄米になってしまったり
単純ながら、繊細な機械。

子供たちは、うまく取れなかった芒つき籾を分けたり、
玄米になってしまったものを取り除いたりしています。

     
手の上のモミ   種籾4粒ほどで、
お茶碗一杯分くらいのお米になります。
すごいなぁ。

 

 

 

・トップページへ戻る・


浦田農園    

〒999-0361
山形県東置賜郡川西町大字玉庭4982-4
浦田 英明・優子
Coppyright(c)Urata Treasure Garden. All rights Reserved.